おもてなしの心
少し前のことになります。
「枝豆の苗いりませんか?」とのメール。
「くださーい。もらいにいきます。」
休みの日にもらいにいくことにしました。
「10:00ぐらいにいきますから」とつたえました。
当日、もたもたしていて、お家につくとすでに11:00になっていました。
家に着くと「はやくはやく」とい部屋にとおされました。
びっくり!机の上にはところせましと料理がならんでいました。
お父さんもこられ家族全員で接待してくださいました。
「昨日製茶してきた煎茶です。」
見るからに上等そうな茶葉です。
とってもいい香り。甘くさすが新茶
「さあどうぞたべてください」とおかあさん。
「これはなんですか?」「滝菜ですよ」
滝菜はその名のとうりきれいな川の源流に自生しています。
少しぬめりがあって、シャキシャキした歯ごたえ、とってもおいしかったです。
圧巻は昨日裏山でとれたいのししです。
甘辛く味付けされた肉はくさみもありません。
まぐろの甘露煮のパサパサ感のないおいしいものでした。
そのほかにもてづくりのつけもの。
雑穀のはいったおもち。
煮卵は合鴨のたまごでした。
黄身はおおきくすこし野生のにおいがしました。
山の料理は私にはなによりのごちそうでした。
それにくわえ、みなさんのユーモアあふれる会話がおいしさをいっそうひきたてました。
お母さんが丹精こめて育てられた庭のお花たちもとってもきれいでした。
すっかりごちそうになりました。ありがとうございました。
これからのたのしみは枝豆。
枝豆をあてにビールを1杯。プファー。
※スイカズラ 八雲村熊野平原
つるせいでとてもいい香りがします。
ヘクソカズラとのなさけない名前の植物もあります。
可愛いしゃれた花が咲きますが。
葉や茎を手でもんで臭いをかぐとそのわけがわかります。