およげ!たいやきくん

およげ!たいやきくんの歌を知っていますか?

33年前、シングル売上455万枚という記録は未だ破られておらず

来年度の「世界ギネス記録2009」に掲載されるのだそうです

今から33年前といえば○○才、この曲を聞いても「たいやき食べたい」位にしか思わなかったのに

この年になって聞くと色々考えさせられます


たいやきくんは日々の生活が嫌になり、別の世界に逃げるのだけど、結局最後はたいやきで終わるのです



毎日毎日、鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうのだ

毎日同じ事の繰り返しの中に幸せは見つけられなかったのかな

おじさんと喧嘩して海に逃げ込んでしまう

おじさんに「まいにちおいしく焼いてくれてありがとう」と言えば良かったのに

別の世界がとても良いものに見えたのかもしれない


海は広くて、とっても気持ちが良かった

ももいろさんごが手を振ってちょっと有頂天になっていた

でもそんなお気楽な生活は長くは続かず、えびに隠れた釣り針に引っかかってしまう


たいやきくんは別の世界に行って幸せだったのかな


最後までたいやきくんは自分に自信がなくて

「やっぱり僕はたいやきさ、すこし焦げあるたいやきさ」と言っている

たいやきは焦げがある位がおいいしい



たいやきはたいやきで、やっぱり普通の魚にはなれないけれど、あんこがしっぽまで入ったあつあつの

たいやきはとってもおいしい

たいやきとしてのプライドを持って欲しかったな



今度たいやきを食べるときは「うまいぞ!たいやき!」と言って食べようと思う伊藤でした