大雪の日

15日の大雪

 北海道で生まれ育ったお母さんが北海道に帰りたい。

との思いが旭川を松江に。

「北海道に帰りたい」の願いがかなわず2月15日に逝ってしまいました。

「おてんばだった」と。スキーも得意だったようです。

 女学校卒業後は銀行マンとしてキャリアウーマンの走りだったようです。

私が髪ふりみだし働いていても暖かくみまもってくれました。

「順子さん。薄化粧したら」と心配しながら。

 お花、油絵、など芸術センスはとても私の及ばないものでした。

最後まで武家の娘の品格・プライドを失わない女性でした。

 なにより敏夫さんを産んで育ててくれてありがとうといいたいです。


娘や息子は病院にいっておばあちゃんの青春、初恋のことなどいっぱい話したそうです。

「幸せな人生だった」のかとおもっていましたが。

「精進落とし」の後みんなが集合写真を撮りました。

 後でみると葬儀の写真とは思えないようでした。

みんな笑顔でいっぱいでした。

お母さんの人徳でしょう。

 これからも親族つながりを大切にしていきます。

 私の実家太田家もすでに両親もなく

仁宮家・太田家おじいちゃん・おばあちゃんだれもいなくなってしまいました。


 延命治療について

たしかに子供の立場で1分1秒でもとおもいもあります。

実家の母、仁宮家の父、母の死にたちあって

延命治療をしなくてよかった。

と今は思います。

 私、敏夫さんも急になことがあってもけっして延命治療はしてほしくないと思ています。

写真

 大雪に喜んだ康介くん。かまくらづくりに。

鼻ちゃん、モモちゃん仕様のかまくらが出来ました。

鼻ちゃん興味しんしん。でも、にくきゅがつめたいよー。

  

  ちょっと毎日さびしい 仁宮です。