川上です

はじめてお会いする方には、はじめまして。私のことを知っている方には、ごぶさたです。

この度、縁あってふたたび、こだまで働かせていただくことになりました川上です。

今後ともよろしくお願いします。

 

さて、ひさしぶりにすごした、こだまはとても活気にあふれていました。

若い世代の職員やまだ入職してまもない職員さんたちは、とてもエネルギッシュであり、目の前にいる利用者さんに情熱を持って行動し関わっていました。ベテランの職員さんも、人生経験の長い職員さんもちろん同じです。

利用者さんの様子をたずねると、職員のひとりひとりが、こんな関わりを大切にしている、ここにこんな記録がある、こんな風になって欲しい、いろんな様子をうかがい知ることができました。そんな場所にいる利用者さんは、笑顔で、とても楽しい時間を過ごしておられますし、経験の積み重ねで、成長されていることを感じています。

 

施設長としての私のミッションのひとつに、こだまをもりあげていくことがあります。それはそう遠くない次の時代に向け、今の職員集団の成長をあたたく見守り育んでいけるようにすることです。

少し話は逸れますが、先日息子の高校入学がありました。クラスはじめてのオリエンテーションの場で、担任の話を一緒に聞くことができました。

学校の教育は「新時代」をむかえたと。これまでのように一人で切磋琢磨し、誰かと競合することでなく、これからは、仲間を作り、それぞれの得意を活かしささえあい、おぎないあうことと話を聞きました。その中で自分を磨いていくのだと。

この話を聞き、私たちが受けていた学校教育とは全く違うことを感じました。自分たちの時代にもこんな考えかたを伝えられていて、一人で抱え込まないでいられたらなあ。

学校の考え方が、こだまのような福祉サービス事業所が大事にしていたスタンスに変わろうとしています。

ここ最近よく聞く言葉「新時代」。

きっとステキな景色が広がっていくのだと期待をせずにはいられません。

 

とはいえ、古い考えがまだまだしみついている私には正直いろんなプレッシャーもあります。

山田さんから「川上くん、楽しいって思うことをしてね」と一言。

この言葉をもらって、すごくすくわれた気持ちになりました。

それは、翻ってみると、利用者さんやそこに関わる人にも、楽しいと感じる経験になることを

さしていると思っています。

そんな風に言われた矢先、出会って2回目の利用者から手を差し伸べられ「あくしゅ」と求められた時、なんだかとてもうれしく感じました。

 

私の知識や経験をおしみなく、こだまのみなさんに伝えていきたいと思います。

もちろん私も、今のこだまからいろんなことを吸収していきたいと思います。