まつりのあとには

こだまの恒例行事となった屋台村も無事に終わって数日。

また普段の日常がおとずれた。

とはいっても余韻に浸っている部分もあるので


あれはこうだったよね。

あそこはもっとこうしたほうが。

あんなことがあったって。

うまくいったこと、おしかったなあとおもったこと

いろいろ思いがかけめぐる。


職員からこんな話をきいた。

屋台村にこられたお客さんから

「こだまの職員さんってなんでもやらないといけないのね(笑)」

と言われたと。


B級グルメも作れば、笑いもとる、創作だって。

利用者に対する専門的な支援だって。なんでもありだ。


私からすれば、最大の賛辞だと思った。

福祉のおしごとは、生活全般にかかわる。

だから、いろんな経験をもっている方が

なにかと、自分の武器になる。


でも、できないこともある。

それを身につけようと努力することも大切。

なかなかできないことは、みんなで補ったりすることもできる。

なんでもありだからこそ、自分のできることを

最大限発揮できるように意識をむけたい。


こうした行事を通して、

利用者の、関わる人の、笑顔を引き出すことにつながったり、

「福祉」という言葉の意味を考えることになる。

こだまは一年にたくさんのイベントをすることを大切にしている。

楽しい人生にしたい。

そうした思いが「屋台村」の根底にあるものなのかもしれない。

川上