バトンをつなぐ

せいかつ3の細川です。

先日、とあるご縁から、音楽のライブイベントを見に行きました。とても感銘を受けたので、ここで書かせてください。

 

そのイベントは、島根大学の二人の学生さんが主催で、地元のミュージシャンを招いて行われました。

ライブの内容について書くと、とてもとても長くなってしまいそうなので割愛しますが、一言で言うととても素晴らしいイベントでした。

 

私も同じような立場で、ライブイベントをやったことがありますが、若干二十代の学生さんがあんなに素敵なイベントを開催していることは、とても驚きでした。

一言でイベントをするといっても、そこに向かうためのタスクは多岐に渡ります。

音響依頼、会場選び、ポスターやSNSによる広報、集客、etc...

学業をきちんとこなしながら、しかも初の主催企画というのは、『大変でした』なんて言葉じゃ片付けられないでしょう。

 

主催の彼らと知り合ったのはつい最近ですが、演奏はもちろんのこと言葉遣いや話す時の姿勢など、とてもしっかりしていて驚きました。

私が彼らと同じ歳の頃を思い出すと、とてもこんなにしっかりした若者ではなかったと思います。『最近の若いもんは…』という言葉をよく聞きますが、そんなことはないぞ、と感じます。

 

ゲストとして招かれていた地元ミュージシャンの方がステージで、『年下の子たちから、イベント出演の声をかけてもらえることはとても嬉しい。先輩として下の世代に良いバトンが渡せるよう、精一杯演奏する。』という旨のことを言っておられました。

 

気づけば私も30歳になり、若手と言ってもらえることも少なくなりました。10歳離れた下の世代が頑張っている姿を見て気持ちを引き締めるとともに、かつて私自身もそうしてもらったように、先輩として後輩の世代に繋がる何かをしていけたらな、自分にもその番がやって来たんだな、と思いました。

 

長文失礼しました。

明日は先頭に戻って山田さんです。

おやすみなさい。