我が家の前の道路の街路樹がとてもきれいに紅葉してるなあと思ってたら、もう散り始め、ええっ！って思ったけど、もう11月も中旬ですものね。慌てて、この三連休中に裏大山に行ってきました。
「風車のある瓦葺の家」 みなさん、ご存じですか？ 私は、何かの情報番組で知り、初めて行ってみました。すでに、県外車が３，４台停まっていて、皆さんカメラを向けておられました。どんなとこだろうと、ワクワクしながら私も車を停め、家の方向を眺めると・・・・・そこには、想像以上の素晴らしい景色が映し出されていました。瓦葺の家もとても風情があるのですが、その後ろにある2本の柿の木が、また何とも言えずマッチして秋深き情景を作り出していました。そして、その後ろを見渡すと、またまた息を飲み込むほどの紅葉した山肌が目に入ってくるのです。大山の紅葉は、黄色、オレンジ色、茶色が多く、あまり赤色に出会わないのですが、その山は、バランスよく赤色が映え、まさに紅葉していました。「すごい！」「すてき！」「きれい！」この３語でしか表現できないボキャブラリーの貧しさに、こういう時はいつも「本を読め！」と言っていた母の言葉を無視してしまった自分の学生時代を悔やむのでした。何か一句でも読み上げられたら、どんなにすてきでしょう。
しばらく頭をからにして、眺めていました。何度も深呼吸したくなりました。こういう時間の過ごし方も久しぶりだなあと、草の上に寝転がりたい気持ちにもなりましたが、そこは羞恥心が勝ってしまって、ただただ立ち尽くしていました。わずか３０分ほどの時間でしたが、とても貴重なとても充実した時間が過ごせました。
秋・・・いいですよね。実りの秋・・・いろいろな実りを感じたいといつになくセンチになった菅でした。 明日は永井さんです。
