金と銀

ご存知の方も多いと思いますが、僕は口下手です。

話し上手な人が、とてもうらやましく思います。

あんなにドンドンと言葉が出てきて、話ができたら楽しいんだろうなぁと。


でも、口がなめらかに動くということは、他の人に言ってほしくない内緒話まで、つい話してしまうことがあります。

相手を信じて話したのに、言われたひとは悲しい思いや、嫌な思いをします。

また、今はおしゃべりの時間ではない時にも、つい話しに花が咲いてしまうことがあります。

話に参加できないひとはおいてけぼりになり寂しい思いをします。

(以上のことは個人差があり、すべての話し上手な人に当てはまるわけではありません。あしからず。)


「雄弁は銀、沈黙は金」

というように、口下手であっても今のまま、黙して語らずでもいいかなと。

支援においても、言語でのコミュニケーションがすべてではないのですから、と思ってしまいました。


…ほんとうにそれでいいのでしょうか?

支援についてはそうであったとしても、果たして黙っていることが最良でしょうか。

答えは否。

やはり、言うべきときには言う。

そして、伝わるように伝える。

相手が誰であっても変わらぬ姿勢で。


普段は口下手であっても、ここぞというときにはビシッと言える。

そんなひとになりたいなと、最近特に思います。

何事も、メリハリが大事ということですね。



以上、肉体の方にメリハリがなくなってきたアラフォー八壁でした。