今日の新聞の記事の中に
という記事があった。
設定は4歳の女の子で、
友達とは楽しそうに遊ぶが
ほかのキャラクターが握手を求めても無視してしまうなど
自閉症の子供によくある様子が表現されている
と書かれてあった。
社会全体で自閉症への理解が
少しでも進むようにすることが目的であるということで
障がいの特性を理解するためにはとてもいいものだと思う。
こだまでも自閉症のある方が通所されているが
先日、造形の時間に絵をかいてもらった。
いつものように職員が
「ねこ書いて」というと
『ね』『こ』とひらがなで書いた。
次に「さかな書いて」と言ったが、少し変更して
「食べれる、食べることができる魚を書いて」とお願いした。
すると少し考えて
『🐟(さかな)』のイラストを書いた。
初めてのことだった。
絵はイラストを見ないと書けないといわれていた人だが
その時は自分で書くものを想像して書いたのだった。
そしてその日のミーティングで、みんなにそのことを伝えると
今日のミーティングでは、ポレポレの職員から
ポレポレに通所している自閉症のある方が
靴を履くときにルーティンのようにやっている行動を
スムーズな靴の脱ぎ履ぎを伝えることで
少し変えることができたと報告があった。
その方の行動を当たり前(それしかできない)だと思わずに、
いろいろチャレンジしての変化で、変えることができたことに
みんなが驚いた。
もともと自閉症の方はこだわりがあるといわれているが
なぜこだわっているのかを考えるとすこし違った支援ができるような気がする。
こだわりは本人にとって安心できるもののようで
もしその安心を違う方法で伝えることができると
そのこだわりはこだわりではなくなると思う。
今年度はもっともっと寄り添う支援を目指したいと考える。
田崎
明日は川上さんです。