今日は息子の野球の練習納めもあり、いよいよ1年が終わろうとしています。
先日、ビニールハウスで作業をしている利用者さんと、今年最後の作業に行きました。
こないだの井川さんのブログにも書かれていた方ですが、この4月に僕が異動するまでは、ほとんど関わったことのない彼でした。
これまでの印象としては、突発的な行動やこだわりがかなり多いという印象でした。
今年度になり、実際に支援に入らせてもらうと難しい部分も確かにありますが、前から関わっていた職員に色々アドバイスをもらいながら、自分なりに段階を踏んで支援出来るようになってきた気がしています。
話を戻すと、その今年最後の作業の日に、ビニールハウスを所有している店長さんから、「1年間本当に作業を頑張ってもらい感謝しています。彼の作業のおかげで、夏も植物が枯れませんでした」との言葉とともに、店長さん特製の特大の大根を彼に渡されました。
彼も両手で受け取り車に持って入りました。
帰りの送迎の時にお母さんに伝えると、「この子が認めてもらえた。本当に良かった」と、とても喜んでおられました。
その何日か後にお父さんにもお会いしましたが、同じように喜んでおられました(^。^)
子供に障がいがあってもなくても、子供が認められて喜ばない親はいませんよね
彼には、毎日違う職員が支援に入っています。
それぞれ個性的な職員が支援に入って、時には食い違いもありますが、ミーティングなどで統一する部分は統一し、しなくても良い部分はそれぞれに任せてと、支援者を固定せず色んな人が関わっているのはとても良い支援の方法だと思います。
そして、これまで日帰り温泉に入る事の出来なかった彼が、職員2人でなんとか誘導して初めて温泉に入る事ができました!
湯舟につかっている気持ち良さそうな彼の笑顔を見ていると、次はもっとスムーズに温泉に入ることができると思います♨️
来年も作業に活動に彼のアクティブな姿を沢山見たいと思います(^。^)
年末の2つの嬉しい出来事でした!
皆さまどうぞ良いお年をお迎えください。
安部