「この間の相模原の事件は、ほんとうにショックでした…。ぼくたちはどうしたらいいんだろう」

残忍な事件の後に、こだまの利用者さんから聞いたの苦悩の言葉です。

私は、身勝手な事件を起こしただけでなく、さらに身勝手な犯行理由によってたくさんの人々を苦しめたことに腹が立って仕方ありませんでした。

それなのに利用者さんの言葉に対して、私はただうなずいて聞くことしかできませんでした。

日々の生活の中、誰もが寂しさや自信のなさだったり、どこか孤独と戦っていると思います。そんなときに、認めてもらえたり、好きだよと言ってもらえたり、一人じゃないと思えたら人は強く生きていけると思います。

だったら、きちんと言葉や表情や態度で伝えてあげたい!私にもこれならできるかな。

渡辺和子シスターの本にこんな言葉がありました。

ほんの少しの優しさ、温かいまなざし、ほほえみ、言葉がけが、淋しい人を救う。

~世の中を変えるのは、「あなたがたいせつ」というほほえみがけや優しい小さな行動かも知れない。~

久保田

明日は山田さんです