仕事を通して考える事

相模原のやまゆり園の事件後

こだまでも職員で話し合いをしたことは

お伝えしてました。

加害者が「価値のない人」と言った言葉に対して

決してそうではない!ということを確認し

障害者サービスを仕事にしている我々から

周囲の方に一人一人の存在をアピールできる

支援をしよう、と申し合わせた。


その後、いろいろな形でのアピールが報道されたりしているが

最近では、親や利用者自身が顔を出し実名で意見を言う場面が

報道されるようにもなった。

40年近く障害者福祉の仕事をさせてもらって

本当にありがたい仕事をさせてもらったと思っている。

自分の今があるのは、学生時代を通して

その後の出会った、たくさんの利用者や保護者の方から

学んだことは大きい。

気持ちが沈んで何も手が付けられない時

一緒に心配してくれて、励ましてくれる。

とびきりの笑顔で、元気を勇気を分けてくれる。

励ましの声に合わせて、精一杯体を使って答えようとしてくれる。

その姿に、何度「すごいな!」

「がんばったねー」と目頭が熱くなったことか!



そんな周りにいる人たちに、

生きる姿で勇気を与えてくれるあなたたちの存在は、

誰にもまねのできないあなただけの価値です。

本当に、一人ひとりに意味があるのです。


最近の状況を見て何か声をあげないと

いけないのではないかなと思います。

こだまの職員皆さん、リレーしませんか?

                 山田