じぶんでやってみる

ひと月まえから、思い立って自宅でビーフジャーキーをつくってみる。

とはいえ、なかなか時間がとれないので、まだ2度しか作ることができていない。


1回目は、本やインターネットのレシピをあさり、とりあえず取り組んでみた。

しかし、できあがったものがとっても塩辛くなってしまった。さらには、燻してからすぐに食べたので、燻煙のせいでとてもすっぱく感じた。


半月前の2回目のチャレンジは、塩分を考慮したり、調味料に浸けることや、干す時間を長めにしたりして調整した。

それでも、辛くなったので、塩抜きをすると今度は、ごっそり塩分を持っていかれてしまった。まだ燻していないが、干し肉のようになったのでそれはそれで食べることができることがわかった。


今日、ひと月前の最初のビーフジャーキーと鶏のササミが、まだ残っていたので、ストーブの上ですこし炙ってから食べてみる。寝かせておいたお肉たちは、燻煙独特のとげっぽさがなくなり、とても食べやすくなっていた。

2回目のチャレンジは、あとから少し塩をふれば、それなりに食べられる。燻製にしたらもっとうまいかもしれない。うふふふ。ひとりでほくそえんだ。

きっと3回目のチャレンジの際には、前回前々回よりはきっとおいしくなるはず。

そう思える。



完全なる個人的な趣味の世界の話かもしれないが、なにごとも自分でやってみて、自分で失敗して、次に活かすことを考えて、また成功を想像する。

それは、私がこれから生きていく中でとっても大切なことなんじゃないかと思う。


川上