ちょっと前にスケジュールを見て行動する方が混乱していた。
午前の作業の時間なのに午後の活動のカードを手にしている。
いろんなことが考えられる。
1.作業をしたくない。
2.単に午後の活動が楽しみでそのカードを持っていた。
3.計画と本人のスケジュールが違っていてそれが気になっている。
その他・・
本人がこちらを見たので、「どうしたの?」と声をかけてみた。
その方はそっぽを向いた。
もう一度こちらを見た時に一緒にスケジュールを確認することとなった。
朝の活動は何? それが終わったら? 午後は?
などと一日の活動を確認する。
ではこれから何する?
と聞くと、作業のカードを手に持った。
わかってはいるようだが、なかなか足が進まない。
そこで、作業の内容を説明する。
納得して車に乗り込む。
あとで、担当の職員に聞くと
頑張って作業されたとのこと。
普段、作業の内容はその作業場についてから説明している。
その日はたぶんその場所までむかうことも嫌だったのかもしれない。
たまたま作業内容が本人がやりたいと思える内容だったから
向かうことができたのだと思う。
やりたくないということも本人の意思ではあるが、
やりたくなるような作業を用意することも必要に感じた。
田粼
明日は川上さんです。