白い船

1ヶ月ぐらい前の出来事です。

末っ子の娘と「きらら多伎」へ行きました。


突然の思いつきで、全く計画性のない娘とのプチドライブ旅行。

コバルトブルーの日本海が僕たち親子を暖かく出迎えてくれました。

「お父ちゃん、海に入ってもいい?」

と娘から突然の要求があり一瞬悩みましたが

(まあ、いいっか。あんなにうれしそうに遊んでいるもんな。)

と思い直し、GOサインを出しました。

誰1人もいない海の中

上半身裸でパンツ一丁姿の小3の娘とそれを砂浜で見守る厳つい親父の姿は

他の来場者から見ると、ちょっと怪しく映ったのかもしれません。

しかし、そのような視線も気にせずに、ひたすら砂遊びに興じる渡部親子は

やはりちょっと変わった宇宙人親子?の称号が与えられそうです。


海遊びをはじめてから数十分たった時の事。沖に向けて10kmぐらい先の海上にあの「白い船」が僕の視界に入りました。

「あ、白い船だ!」

すると娘も

「あ、白い船だ!」

と僕と同じフレーズの言葉が飛び出し、2人顔を見合わせて自然と笑顔になりました。

笑われるかもしれませんが、天使に見えたのです。白い船が・・・・。

娘には恥ずかしくて言えなかったのですが

もしかしたら、同じ事を考えていたのかもしれません。似た者親子ですからね。


とにもかくにも、2人にとっては最高の休日となりました。

                             渡部でした。

                             次は田崎さんです。