先日、養護学校などを今後卒業される生徒の保護者向けに市内の福祉サービス事業所の説明会があり出席してきました。

卒業をひかえた親御さんはとても真剣で、私の話を、こだまの様子を熱心にきいてくださいました。

とても印象的だった方がいらっしゃいます。

こどもさんは見知っていましたが、ご両親と会うのははじめて。

私から、関わりの中での感じた思いを伝えました。

いいおこさんですね~とお伝えすると、

お母さんは、

「そうでしょ~すてきなこでしょ!」

と。即答。満面の笑み!!

その表情をみて、わたしはすごく感激しました。

自分のこどもに対して、おしみない愛情を注ぎ、大切に大切に育てられてきたのだろうと即座に思ったのです。

無条件にこどもを愛する気持ち、親という立場になったときに、ここまで素直にあたりまえのこととして、日頃からかかわりを持つことの大切さをまた教えていただいた感じを受けたのです。

そして、それを他者に対して、「うちのこはすてきなんです!」

と、堂々と言えるということは、とても清々しくかんじたのです。

私自身、こどもを持つ親としても、先輩パパさんママさんのそういった姿勢をみせられると、よし!私も頑張ろうとまた思うことができたのです。

また、そうやって、愛情をしっかり注がれた子どもたちが真剣に将来を考えて社会に出ようとしているのです。

私たち福祉事業所は、何を考えて、どんな支援をしていくのか。

あらためて考えていくべきだとかんがえました。

川上