まごころを君に

 

はじめまして。

6月にこだまに入職した山本です。

齋藤さんと渡部さんの間にブログ当番で入らせてもらうことになりました。

 

担当は、はな街道とグループホームです。

 

ウワサにお聞きされている方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこだまグループホームの建築を請負った会社から転職してきました。

前職では建築営業と福祉事業の業務支援をしていました。

 

初ブログ、何を書こうかなと考えましたが

「なんで畑違いの福祉に来たの?」とよく聞かれるので、

長くなりそうですが、折角の機会。

ここで書かせてもらおうと思います✏️

 

   

 

実は、私自身生まれつき左耳が聞こえないという少しばかりのハンディを背負っています。

親に心配をかけさせたくなくて、どんな病名なのかも未だに詳しく聞いたことがないです。

 

小学生の時は「あいつは耳が遠い」というだけでいじめられていた時期もありました。

そんなこともあって、自分の劣等感に目を背けるように、人には難聴のことを言わないようになりました。

前職でも一部の上長の方にだけ言っていました。

 

そんな時、福祉の仕事に「建築」という側面から間接的に関わらせてもらう機会がありました。

それがこだまとの出会いです。

 

こだまグループホームの設計段階の時、障がい福祉の現場を知るために1週間こだまに研修に来させてもらいました。

 

こだまでは、それぞれの個性や性格を尊重し合いながら支援を行なわれていて、利用者さんも職員さんも、日々とてもいきいきとそして自由に過ごされていました。

 

その頃の私は、毎日が一杯いっぱいで、いつも自分の能力の無さを優秀な人と比べてばかりでした。

しかし障がい福祉との出会いの中で、そんな自分の個性のことも少し肯定できるようになりました。

 

自分に余裕が出来ると、「みんなが幸せに暮らせる社会になったらいいのにな」と考えるようになりました。

それからは、困っている人に直接手を差し伸べられるように、福祉の現場に関わりたい!と次第に思うようになり、ここに飛び込んでまいりました。

 

 

こだまに来て2ヶ月程度経ちました。

目の前で助けを求めている人に、手を差し伸べられることの喜びを感じながら、日々働いています。

 

まだまだ福祉のこと、1%も理解できていないと思います。

ただ、この福祉の世界で気に入っていることが一つあります。

数字や結果だけでなく、愛情深さや人を尊敬する気持ちが評価されることです。

こんなに尊くて美しいことはないです。

 

なんだかポエマーみたいになってしまいましたが、とてもピュアな人間なんです。。

そんな山本ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

次こそは私をこの世界に誘ってくれた恩人でもある、渡部さんです。

お楽しみに。