田崎さんに同じく先日NHKで放送された
クローズアップ現代の相模原事件の特集を観た。
番組の冒頭で池上氏は
この事件が他国でおきたのであれば、
国のトップが、すぐに現地に赴き、追悼と社会のあり方について
スピーチをしているはず。
それくらい重大な事件であると述べた。
この事件がもたらしたことは
障がい福祉サービスに関係しているものにとどまらず
日本人の価値観や社会での生き方にまで問題が広がっている。
番組の中では
防犯や警備の訓練をしている福祉サービス事業所と
街の中にでかけて思いっきり楽しんでいる事業所が
対照的に映っていた。
事件以降、各方面に想いをはせた動きをしていかないといけない。
でも、私たちはできるかぎり後者のように
その人らしく、その人の生き方を尊重して
それに寄り添う活動がしたい。
今日も移動支援で松江の市内を楽しく、利用者とお出かけができた。
とにかく道中は楽しく会話しながら歩く。
街の中ですれちがう人にはこちらから声をかける。
最近とても気をつけていることだ。
地域のなかに飛び込むことで
見えてくることがお互いにあるのではないだろうか。
障がい者をとりまく社会との「隔たり」が顕著になった今回の事件。
偏見や差別は「わからない・知らない」から起こるものだと思う。
あいさつひとつでも
何かが変わってくるはずだ。
川上