2016-10-02

田崎さんに同じく先日NHKで放送された

クローズアップ現代の相模原事件の特集を観た。

番組の冒頭で池上氏は

この事件が他国でおきたのであれば、

国のトップが、すぐに現地に赴き、追悼と社会のあり方について

スピーチをしているはず。

それくらい重大な事件であると述べた。


この事件がもたらしたことは

障がい福祉サービスに関係しているものにとどまらず

日本人の価値観や社会での生き方にまで問題が広がっている。


番組の中では

防犯や警備の訓練をしている福祉サービス事業所と

街の中にでかけて思いっきり楽しんでいる事業所が

対照的に映っていた。

事件以降、各方面に想いをはせた動きをしていかないといけない。


でも、私たちはできるかぎり後者のように

その人らしく、その人の生き方を尊重して

それに寄り添う活動がしたい。


今日も移動支援で松江の市内を楽しく、利用者とお出かけができた。

とにかく道中は楽しく会話しながら歩く。

街の中ですれちがう人にはこちらから声をかける。

最近とても気をつけていることだ。


地域のなかに飛び込むことで

見えてくることがお互いにあるのではないだろうか。

障がい者をとりまく社会との「隔たり」が顕著になった今回の事件。

偏見や差別は「わからない・知らない」から起こるものだと思う。


あいさつひとつでも

何かが変わってくるはずだ。

川上