「方言」
数日前の方言についてのブログを読みながら、ふと自分の「言葉」について思いが巡った。
私も松江に来て約10年、気がつけば出身地の下関弁は影をひそめ、「~だがぁ」などの
方言は自然にでてくるようになっている。
ほとんど意識することなく、少しずつ方言を取り込んでいることを考えるとおもしろい。
方言は同じ県下であっても各地域で微妙に異なっていたり、また、そこで代々住んでいる人と
そうでない人でも違いがあるようだ。
私も両親共に下関出身でないため、下関で生まれ育ったものの生粋の下関弁は使えない。
そして、この松江に移ってきたことで中途半端に方言の混ざり合った言葉を話すようになっている。
そんなことをあれこれ考えていると、人それぞれのもつ言葉のバックグラウンドにはいろんな関係性が
広がっているようでつくづくおもしろいなぁ・・・と思う。
山本