商店街に思う

こんばんは川上です。

今日は5月から移動支援に入っている職員のサービス状況を確認するため、同行して助言をする役割をした。

ヘルプの間に、久しぶりに松江市内を散策することができた。

そのときに思ったことを今日は書こうと思う。


松江の街並みを歩き、随分変わったと思う部分があった。

観光に力を入れている地区は、新しい店舗が増えていて、歩道なども随分おしゃれになっていた。

土曜日ということもあり、環境客もそこそこ多く、にぎわいもある。


その反面で、閑散としてしまった商店街も通った。

賑わいのあるところからすこし離れただけなのに、人はほとんどいない。

シャッターがしまっている店舗が多く、商店街に鳴り響く、有線放送から流れるポップスが、余計にむなしい気持ちにさせてしまう。


同行していた職員とも「なんだか寂しいね」と話していた。

おそらく昭和の時代には、活気があったのであろう。時代とともに、観光や人の賑わいの位置が変わり、徐々に取り残されていったような商店街。


私の住んでいる出雲にも、同じような閑散とした商店街がある。

いつもそこを通るたびに、昔、土曜夜市にいったことなどを思いだす。


そして、こういった商店街に再び活気が出れば、もっとよい町になるのでは。

地域の人が交流できる場は、こんな場所にもっとあってほしい。


そんなことを考えて(もちろん同行時の助言はきちんとしつつ)

その職員とこんな話をした。


「ここのしまってるお店が、福祉サービス事業所だったらおもしろいね」

「みんなのはたらく小さなお店が並んでいたり」

「利用するひとがいったりきたりするのとか想像するとさ」

なんて妄想めいたことを話していた。



よく話を聞くのが、地域の郊外に大きな店舗ができて、地元の商店街などが、廃れていってしまう。

高齢者の方などはなかなかいくことが出来ずに、

さらに地元のなじみの商店街はなくなってしまうので買い物ができなくなる・・・。

高齢化社会になり深刻化している地域もあると思う。



私は一見華やかなところよりも、こういった昔ながらの商店街などが、時代が変わっても活気がある方が心地よいそんな気がしている。