うれしい報告

 夕方事務所に帰ると

夕方の入浴サービスから帰った

女性職員から嬉しい報告があった。

利用者の一人の方の最近の様子についてだった。

これまでいつも他の利用者の方とは距離を置いていた方が

職員のチョッとした配慮や声かけで

これまでしなかった作業への参加ができるようになり

他の利用者の方との会話をしている姿も見られるようになった

という報告だった。

そんな利用者の変化は、家庭でも

会話が増えたり生き生きとしているように見えたりと

家族の方からも感謝の言葉をいただいているということだった。



嬉しかった。

利用者の方の動きに注意を払い

何とかできないかと一生懸命考え

日常の活動に少しずつ誘っていったであろう

職員の優しい心遣いが感じられ

良い職員になったなー、とまたまた嬉しかった。


そういえば、同じような場面を

これまでにも何度か経験してきている。

美辞麗句を並べた説明よりも

利用者の方が現実にかわっていく姿で

保護者の方や周りの方の理解を広げていくことになる。

こんな実践がどんどん積み重なれば

と期待している。

          山田