37-11

「37-11」

これ、何かわかりますか?


実は私の車のナンバーなんです。

島根に来て初めて買った車が、偶然にもこのナンバーでした。

担当の人にも「いいナンバー来ましたね!」なんて言われ、最初は?でしたが、すぐにピンときました。


「みんなちがってみんないい」

何かどこかで聴いたフレーズです。何か忘れたけど、自分の中に残っていたフレーズ。


改めて調べてみたら、金子みすずさんの詩『私と小鳥とすずと』のワンフレーズでした。


「それぞれが、べつべつで、でもそれに優劣は無いことを、

それぞれが、素晴らしいのだということを、

これほどうまく、表現した文章はないと思う。

「みんないい。」何かの基準を決めては競いあうこの現代では、

この言葉を聞くことは稀だ。」 

と評されています。


今日の職員ミーティングでは、クリスマスギフト作成に向けての話し合いをしました。

計画的に進めることの大切さ。でも、一人欠けた時の難しさ。そして、一番に考えなければいけないのは、利用者さんの得意をどんな風に表現出来るか。 

話はいつもつきません…(^^ゞ


でも、誰しもが、得意なこと・不得意なことを持ち合わせています。

私の得意なことが相手は不得意。私が不得意なことは相手が得意。

つまり、お互いに短所はあっても、お互い真似の出来ない素晴らしい長所を持ち合わせているということです。

利用者、職員間に限らず、色んな場面で助けあえる「こだま」にしていきたいな~

そんなことを思いました。


「37-11」

これもきっと何かの縁でしょうね。      曳野(碧)