数年前の事だったと記憶します。
子どもたちに「人間の器」について話をした事があります。
なぜ、そのような話になったのかはハッキリとは覚えていませんが
親父として極度な使命感に駆られた時期があり
我が人生教訓の一つにどうしても子どもたちに伝えたかったのでしょうね。
「人間の器」について
僕はいつも風船を例えに使います。
人間の器や能力は努力しだいでいくらでも大きくなるというのが僕の持論であり
生まれつき不器用だとか人間の器が小さいというのは
単なる言い訳に過ぎないと思っています。
風船は息を吹き込めば吹き込むほど大きくなっていきます。
人間の器も同じで
努力や緊張体験という息を吹き込めば吹き込むほど大きくなっていく。
これは41年間の自分の人生経験で得た答えです。
しかし、息を吹き込みすぎると最悪の場合、破裂してしまいます。
大切な事はその時その時の自分の器の限界を知るということ。
つまり、風船で例えるのなら
その前に自分自身で空気を抜く作業が必要となります。
もちろん、他の人に助けを求めても構いません
とにかく、心の容量を最大限に活かしつつも
それ以上に空気を吹き込まないように
常に自分自身と向きあっていくことが
大切なんだということを子どもたちには伝えています。
そのうえで次のステージへと進むことができます。
僕自身は人としてまだまだです。
もっともっと緊張体験を自らに課し
心の風船のゴムを強化していきたいと思います。
渡部
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