天国へいった友人恩人から教えられたこと

僕の日課の一つに

毎朝夕のご仏壇に向かってのあいさつがあります。

朝食と夕食前に仏壇の前に正座し、阿弥陀如来様とご先祖様

そして他界した友人、恩人へあいさつを交わすという行為を

渡部家に来てからするようになりました。

そのおかげで、特にここ12年間の間に亡くなった大切な人たちの事を

決して忘れずに、当時を振り返りながら日々を過ごしています。


(○○さん、おはようございます。元気していますか?ゆっくりとお休みください。)

そのようなあいさつを一人一人と交わすように心がけています。


ふり返れば、当たり前のことなのかもしれませんが

初めてご仏壇に向かって挨拶をするようになってから今までの間

僕の元から多くの大切な友人恩人がこの世を去って行きました。


自分の無力感を感じ、

「なぜ、連絡をしてあげなかったのだ。」

「あの時に会っておけばよかった。」

等、後悔をしたこともありました。


友人の死がしばらくの間、信じられない事もありました。


しかし、今は自分を責めることなく

また友人の死を受け入れる事も自然と出来るようになってきています。


僕はその人たちの想いの分も含めて

毎日を一生懸命生きていこうと思います。


人生は捨てたものではないですね。

多くの葛藤もありますが

人のつながりの暖かさを感じる事の方がはるかに多いと最近

つくづく感じています。       渡 部