お盆

 今日からこだまも盆休みです。

先日利用者の方から

「お盆ってなんですか?」ときかれました。

仏教、神教、キリスト教とそれぞれちがうと思います。

仏教でも宗派によってちがいます。

 私は岐阜県で生まれ育ちました。

お盆は7月でした。

なので、お盆休みはありませんでした。

8月にお盆休み、帰省ラッシュ、不思議でした。

私の記憶していることを書きます。

 お盆はあの世に行かれたご先祖様、なくなった方たちが、

それぞれのお家に帰る時です。

前日の夜には家を間違えないよう“迎え火”をたきます。

赤松の根っこだったと思います。

お墓掃除をし、家の仏壇をきれいにしお迎えします。

お寺に行ってお供えをし、拝みます。

仏壇には毎日ご飯などを供えます。

きゅうりの馬、なすの牛

足をつけ、大豆の葉におだんご、味噌をくるみ草で縛ります。

振り分け荷物にし馬、牛に背おわします。

その他、季節の果物、お菓子などお供えします。

お盆の最後にそれを全部、箱などにいれて川にながしにいきました。

送り火”をたいて、迷わずあの世にいかれるようにしました。

親戚の人、近所の人がお参りにこられました。

これが私の実家でのお盆でした。

 前回の山岡さんのブログですが、

わたしもあまりの突然なことに言葉がありませんでした。

前日お花を持ってお見舞いに行きました。

呼吸器をつけておられましたが、お話もできました。

言っておられることがわかってあげられず、残念でしたが。

ご主人の葬儀の時のあいさつで、

「しあわせだったか?」の問いに

「パパ(ご主人)がいたからしあわせだった」と答えられたそうです。

長い闘病生活を2人で乗り越えてこられました。

ご夫婦の深い《愛》を感じました。

 私も本当にたくさんの事を教えていただきました。

ありがとうございました。

      どうぞゆっくりおやすみください。