色々
先日、来春小学生になる娘のランドセルを買いました。
もともと様子見にとデパートに向かいました。
すでにデパートの売り場にはしっかり祝ご入学コーナーが設けられていました。
整然とならぶランドセルにはご丁寧に在庫がひと目でわかるように
1から10の数字が並べらた紙が貼られていて、今有る数に○がつけられていました。
人気であろうランドセルは、在庫がひとつとか、現品かぎり。
今ほしいなと思っても、年が明けたころにはないかもしれない・・・。
これはやばいぞと、焦る川上一家。
嫁と私の財布を確認し、購入を決意しました。
案外それも売る側の戦略かもしれないけど。
ランドセルは、娘が気に入った色のものを買いました。
はやく欲しがっていたこともあり、突然の購入をものすごく喜んでくれました。
私たちが小学生の頃のランドセルといったら
男の子は黒、女の子は赤。と決まっていました。
最近はほんとうにさまざまな色のものが出ていました。
色だけでなく、かばんの縫い目(ステッチ)の色違いなど
ちょっとしたおしゃれも演出していたり。
嫁の話によると
「最近の子は、女の子でも黒いの選ぶ子多いらしいよ」とのこと。
確かに女の子が黒いランドセルもっていたら、
ちょっと清楚な勉強できる子に見えるかな?などと話していました。
色にはその色に持つイメージが付きまといます。
トイレやお風呂の看板などは男性が青、女性が赤。
ひょっとして、色を互いに交換したら、逆にはいってしまう人もいるかもしれません。
色がもつ、力強さ、優しさ、
そういったイメージで知らない内にこれは「~っぽい」とか決めているかもしれません。
人の生き方が多様になってきた、昨今。
色を選ぶこともその人の生き方と同じように、多様になったのでしょう。
既存のイメージにとらわれすぎず、自分の好きなものは好きといえるようになりたいとも思います。
ランドセルで個性を出すという安直な考えであれば賛成はあまりしませんが、
自分の好きな色を選ぶ、自分らしくという考えであれば大いに賛成です。
川上