先日、アップルの創業者であり、前最高責任者であった
スティーブ・ジョブズ氏が膵臓がんのため亡くなりました。
享年56歳というあまりにも短い生涯でした。
アメリカのIT業界を代表するカリスマ経営者であり
デジタル技術の改革者としてその名を世界に轟かせました。
彼の業績は、みなさん、よくご存知の通りだと思いますが
簡単に経歴を紹介したいと思います。
1976年:アッタプルコンピューターを友人と共同で創業。
世界初のマウスを使った家庭用パソコン「マッキントッシュ」を発表
1985年:経営方針の対立からアップルを去る
1986年:ルーカスフィルムのコンピューター部門を買収し
ピクサーを会社として独立。
短編映画「ルクソーJr.」を発表。
品質の高さに世界中の関係者から高い評価を受ける
ディズニーがピクサーを買収し、ディズニーの取締役に就任。 フルCG映画「ト―イ・ストーリー」を制作、メガヒットを記録する。
1997年:アップルに復帰。
2003年:携帯音楽プレーヤーiPod販売。
インターネット上で音楽配信サイトを開設。
デジタル配信を確立した。
2007年:多機能携帯電話iPhoneを発表。
2010年:多機能端末iPadを発表。
技術者として経営者としてとまることなく
世界中の人々に夢と希望を与えていた彼の功績は計り知れません。
カリスマ経営者ゆえの傲慢で強欲な営利主義者というイメージが強く
否定的な存在でした。
しかし、Ipodtouchのユーザになってからというもの
ジョブズ氏に対してのイメージがガラリと変わりました。
洗練されたスタイルとシンプルで使いやすい
夢のデジタル最新機器を常に開発するという事は
世界中に存在するユーザーを幸せにすることであり
それがアップルという企業の、そして社員の幸せに繋がるという事を
彼は自分の使命感のように思っていたのではないでしょうか?
その結果
自分にはもちろん、社員にも一切の妥協をしなったのだと思います。
スティ-ブジョブ氏に心から
「ありがとう」と感謝の辞を伝えたいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。 渡部