『やさしさのイメージ』
『やさしさのイメージ』は人それぞれに違う。
僕には僕のイメージががある。
僕の『やさしさ』のイメージは
「不安の真只中で苦しんでいる人にそっと手を差し伸べる」感じだ。
実際に、自分自身がもがき苦しんでいた時に手を差し伸べてくれた人がいた。
そのおかげで救われた。何度も救われた。今でもそうだ。
いつもいつも誰かが手を差し伸べてくれる。
本当に苦しい時だからこそ、手を差し伸べてくれる人が・・・・・。
期間限定のやさしさは、本当のやさしさではない。
反対に相手を大きく傷つけてしまう恐れがある。
そうであるならば、最初からやさしい言葉などかけなくてもいい。
期待を持たせるほど
相手を傷つけてしまう。
最初から手を差し伸べてくれなくてもいい。
本当に困った時、本当に孤独を感じた時
不安の真っ只中でもがき苦しんでいる時にこそ
手を差し伸べてほしい。
手を握り締めた時のそのぬくもりが
絶望の淵から希望の地上へと引き上げてくれる。
『やさしさ』は最高の贈り物。お互いに幸せをもたらせてくれる。
僕はそう思う。
渡 部