学生時代

こんばんは川上です。

高校時代の友人の結婚披露宴が来月、再来月に連続で控えています。


私にとって数少ない友人たちの披露宴。楽しみです。



今回の宴どちらでも、参加した友人たちで、数曲演奏する予定になっています。



今週末には、本番前の最後の練習が控えています。


これまでもメンバーの披露宴で演奏する機会がたいていありました。

ここ数年のうちにメンバーのほとんどが結婚したこともあり、最近の事前練習はいたって淡々としています。


それはそれでいいけど、メンバーのほとんどが既婚になってきた今、そうそうこんな機会はなくなりそうです。

だからこそ、来月からの演奏が楽しみなのです。




今日の仕事終わりに、山田さんと学生時代の部活の話題で盛り上がりました。


だから、久しぶりに学生時代を思い返しながら帰宅しました。


私は中学、高校と吹奏楽部に所属していました。

最近では「所さんの笑ってこらえて」でもおなじみ。

私たちも当時は「めざせ普門館!」で毎日やっていましたね。テレビで学生の練習量がほんとにはんぱじゃないくらいうつしだされているけど、本当にあんな感じの練習の日々でした。

だから中学、高校ともに、友達とあそんだとか、勉強にいそしんだとか、そんな思い出よりも吹奏楽一色だった思い出のほうが強く残っています。


今も、その当時の友人と演奏したり、練習しているのはたまたま地元に帰っているメンバーが多くいるだけで偶然から起こったことかもしれません。


でもよくよく考えてみると、その当時に満たされなかった思いがあるから、今もほそぼそとではあるけれど続いているのかもしれません。


高校時代は、毎年全国に出ているような学校でした。

しかし、自分たちの年には、中国大会で次点(全国まであと一歩)という結果になりました。

学校の方針で、部活は2年までと決められていました。

だから、他校では3年までのチームと、1年差のある2年生チームが同じところでたたかわないといけない状況です。


あの時、もっと練習してたら、もっと一致団結できてたらとか、

もし3年までできてたら、もっといい演奏ができていたかもしれない・・・。

そんな思いは私だけでなく、当時のメンバー誰もが思っていたことだったと思います。

あの満たされなかった思いがなかったら、確実に今のように30代になっても集まって練習することには繋がっていないような気がします。

そして、ストイックに上の大会をめざして取り組むことが中心の練習や演奏をしていたころより、

(もちろんけっこう遊びもあった)

もっと純粋に音楽を楽しみ、音楽を通して友人たちと語らうことができる今がうまれたことのほうが、

ひょっとしたら、何よりも貴重な財産になったような気がします。


今は、そんな苦い思い出が今の友人達とをつないでくれたのではと思えてきます。