こんばんわ、どの世代にも属さない「さとし世代」もしくは独自の持論を展開、他人を諭させる「諭し世代」の永井です。
「ここ三年、大変だったね。皆さんよく頑張りましたね。」
そんな声が花々から聞こえてきそうなくらい各所で満開の桜、そして本当に天候に恵まれています。
私も三年前、趣味にしている楽器の演奏機会が減ってしまい、追い打ちをかけるように子育てが始まり、楽器の時間が減ってしまったなぁと感じていました。
でも、その時間が限られれば限られるほど楽器や演奏のことを考えてしまいます。
楽器が吹きたくてウズウズ、、。
どうせしばらく演奏機会がないんだったら、大好きな楽器、コロナ禍が終わったら少しでもレベルアップして自分でライブを企画しよう、
と決めていました。
子供が生まれてからはレコードやラジオ、音楽を”聞く側”の時間が多かったかもしれません。
それでも家族や色々な人に協力してもらいながらちょっとずつ練習を重ねてきました。
ここ三年で気づいた大切なことが二つあります。
一つは何事も”準備”の時間を大切にする
二つめは常に物事を外側から俯瞰して、隅々まで上からみることができるようにする
ということです。
練習できる時間と環境があらかじめわかっているならば、その練習内容を練習時間に決めているようでは時間がとても勿体無いです。
その貴重な時間に何をするのか、何が課題か、本番に向けてどんなことを練習するべきか、決める作業が意外に大切だったりします。
むしろその時間の方が長いかも、、。夜な夜な机に向かって楽譜を書くこともありました。
仕事でもそうですね。皆さんが楽しんで充実した時間を過ごしてもらうためには、もしくは自分が余裕を持って業務を行うためには、準備はとても大切です。
時にはうまくいかないこともありますが、日頃からその癖をつけていると応用力もついてくるものです。
まだまだ完璧にはできませんが、できれば”時間に支配”されてオロオロするのではなく、”時間を支配”して過ごしていきたいものです。
二つ目の俯瞰して物事を見つめるというのは、演奏する曲を決める時に強く感じたことです。
一般的に”ジャズライブ”と聞くとなんだか敷居が高そうだなぁと感じる方の方が多いかもしれません。
実際多くのジャズライブで演奏される曲はおそらく皆さんの知らない曲の方が多いです。笑
私もそういう場に足を運んですごい演奏だなぁと思うことはありますが、演奏会場を見渡すと、、ジャズを聞いたことがない人ははたして楽しいかなぁ、、、、と疑問を持ちながらお客さんとして過ごしているライブもありました。(あまり大きな声では言えませんが、、笑)
”誰でも”楽しめる
そんなことがなんとなく自分の中でキーワードになり、こだわりになっていきました。
リーダーとしてメンバーに声をかけて最初に行ったことは、飲み会です。
飲み会ではメンバーがどんな曲を聞いてきたか、どんなライブが忘れられないか、とか、そんなことを私からインタビューしました。
”ジャズを演奏する人”としてではなく、純粋に”音楽を聞く人”として好きだった曲。そんな曲の方が聞いている方も同じ時代を過ごして聞き馴染みがあるんじゃないかなと思ったからです。
そして今回はもう一つテーマを持って曲を決めました。
それはタイトルに”動物”の名前が入っています。
そしてライブのタイトルは『動物とジャズ』です。
そんな選曲の縛りを設けて曲を決めました。
懐かしの昭和歌謡もあれば皆さんの知っているメロディー、ジャズの曲でもタイトルに動物が入っていてその動物をイメージしながら聞いて楽しんでいただければ、、。
本当に楽譜を書くのがとても大変な作業です、、、笑
そして楽器を演奏しているメンバーも楽器をおろして手拍子や声だけを使ってお客さんと演奏する、、なんてことも考えています。その時は演奏”する側”と”聞く側”そんな概念がなくなれば、、と。
本当に私の思うジャズライブが上手くいくのかどうかなんてわかりませんが”誰でも”ということに対しての自分のこだわりなので突き進んでみようと思います。
仕事でも、、、、世の中のいろんな物事、巷で流行っていること、まちの気になるお店。
本当に一人もこぼれることなく”誰でも”楽しめるのかな、、、
そんな視点から物事を見る癖がついていると思います。
考えすぎ、かもしれませんが自分の中で頑固で強固なこだわりです。本当に。
かっこいいライブのポスター、パソコンで作ることもできないし、センスもないし。
もう動物書いてしまえばいいや、、クレヨンで。笑
今日は自分の楽器のお話でした。長々とすいません。
明日は山田さんです。