立正大淞南、ありがとう。

第89回全国高校サッカー選手権大会で、県勢として初のベスト4に進出した立正大淞南

8日の準決勝。

PK戦の末、惜しくも滝川二(兵庫)に敗れてしまいました。

しかし、選手たちを責める気持ちなど毛頭ありません。

あの失点を恐れない積極果敢なプレーは、島根県民だけでなく、全国の高校サッカーファンに大きな感動を与えたのではないでしょうか。

まさに『あっぱれ!』です。


ちょっとだけ自慢をさせてください。実は僕、中学校3年生の時、サッカーの島根県選抜に選ばれました。選考理由は、「無尽蔵の体力」と「一度マークした選手には最後まで離れない根性」の2点だと後日、聞かされました。

まさに僕らしい選考理由ですよね。

それでも島根県のベスト16だから、けっこうなものでしょう。

「へへへ。どうだ。すごいだろ~。」

ちょっとテンプルにカチンと来るかもしれませんが、たまには許して下さいね。


話は戻り、全国高校サッカーについて。

8日の立正大淞南vs滝川二の準決勝のテレビ観戦をしていた時の一コマ。


僕 :「コラ~。何はずしてんだ!気合を入れ直せー。」

息子:「お父ちゃん、あの人も一生懸命やってるけんね。そんな事、言わんでよ。」

僕 :「こっちだって一生懸命、応援してるんだろー。文句言うなー。」

息子:「自分が言われたら嫌でしょうがー。」

僕 :「・・・・。」

 数十秒、考えた後

僕 :「哲平、お前の言うとおりだった。教えてくれてありがとうな。」

詩子:「どういたまして。」

僕 :「こらこら、詩子、あんたじゃないでしょ。」

といった親子のやり取りがありました。

息子の成長を感じながらも、自分の頑固さに危機感を覚える渡部でした。


立正大淞南、ベスト4、おめでとう!

攻撃的サッカー、最高でした。

                                 渡部