ひもおとし その2

こんばんは、川上です。

ひもおとしの撮影が終わり、

今度は撮影した写真の中から、アルバムにおさめる写真を選びにいきました。


写真は前取りしていた洋装の写真や、こどもだけのもの、家族写真など全部で5、6枚を選びます。


家族写真は、せっかくこどもがいい顔をしていても、私か嫁のどちらかが、目を半開きにしていました。


子供だけの写真は、「お前らふざけていたの?」と思うわせるほど、へんちくりんな顔もありました。


上のお姉ちゃん、息子のどちらも

ちょっとどころではなく、異常なほどあごを引いてしまって、上目づかいで笑っている写真がありました。(みなさんも是非やってみてください。おかしいですから)

それを二人して息をあわせてやっているように見えたので、たまらずふきだしました。

二人の前には、さらに生後半年の娘が、無心でかごの中にいます。



普通は親ばかになって、なんでも「かわいいなあ」と思うところでしょう。

私は、「かわいいなぁ」と思うよりも、こどもたちの顔がおかしすぎてずっと笑っていました。


他にも息子の写真はネタ満載でした。

上半身はけっこう決まっているのに、大股開きの写真や、抜刀している剣先をわしつかみにしていたり。


そういえば、写真選びをしてくれた写真屋のお姉さんも一枚一枚見せてくれるたびに笑っていました。


もちろん選んだのは一番まともな写真にしています。中には素人にはとれないであろう、こどもたちの素朴な表情もありうれしく思いました。


でも、私は今頃になってこどもたちの、そんな誰もが笑顔になってしまう顔の写真を一枚だけでもアルバムに残したかったなあと少し後悔しています。


私の好きな「うめかよ」の写真集に出てくる、

こわいもの知らずで、無敵な感じの男の子。

アルバムにはおさめられなかったけど、あんな男子に育ってほしいと思います。