世の中はやっぱりエコだ?

 宍道湖の対岸の平田市の稜線に何十機もの風力発電のための風車が立っている。

ときどき移動支援で一畑電車に乗って出雲に行く途中で目に入る。

天気の良い日は風が弱いせいでゆっくり優雅にまわっているのに、

今の時期、冬の風の激しいときなど結構なスピードでまわっている姿はさすが風力発電と思えるぐらいにすごい。

まして大きな風車が何台もまわっている光景は圧巻だ。

 昨日、突然だったが急用ができ益田の先の日原まで行くことになった。

山陰道を出雲までいって、後は9号線を走る。

大田を過ぎて江津にかかるところに来ると急に大きなプロペラが回っている。

風力発電だ!。その数も20機ほどもある。日本海からの風を受けて勢いよく回っていた。

その後も海岸や山の稜線に何か所も大がかり風力発電の風車群が立っていて

クリーンエネルギーと叫ばれている実態を知ることとなった。

化石燃料を燃やして作るエネルギーが早く必要ないほどにクリーンエネルギーが作れるようになることを望む。


 そしてもう一つ気になることがあった。公共工事が減っていると言われているのに

9号線のあちこちで道路拡張の工事がされている。山の上では山陰道の工事も同時に進んでいて

忙しそうに重機が動いている。便利にはなるけど、本当に必要な道路なのかなと考えてしまった。

途中一部開通している江津道路などほとんど車は走っていないし、これから先どんどんと高齢化が進んでいくと

今言われている災害のために、物流の流れを迅速にするためになどの必要とされている根拠が覆ってしまわないかな・・・?と考えさせられた。


 あれこれ考えながら車を走らせていると3時間半ほどで目的地に着いた。

久しぶりの長距離運転だったけれど、普段の仕事では感じられない事象に遭遇し楽しい時間になった。


                                          山田