電車の旅

利用者さんとJRで出雲市へいってきました。

天候にも気候にもめぐまれました。

いつものようにプラットフォームでまっていると、

「ん?ん? 何じゃこりゃ~~」

電車の中に人が缶詰状態になっているではありませんか!

大遷宮で?

三連休で?

ピンクの一畑電車で?

いずれにしても、この人ごみの中、利用者さんを座らせること

ができるのだろうか?

「ちょちょちょ すんませーん 乗りまーす」

と声をかけると、椅子に座っていた乗客さんがどうぞどうぞと

席をゆずってくれました。座れるかどうか不安に思っていた

利用者さんに安堵の笑みがこぼれました。

ほんとうに山陰の人は親切だと実感しました。

学生の頃、僕も電車通勤していたのですが、20㌢くらいの隙間でも

「にいちゃん にいちゃん もうちょいつめれるがな!」

とあつかましく座ってきていました。(関西の人を悪く言うつもりはあり

ません)すこしあつかましいなと今になって感じます。(笑い)

まあそんなことはおいといて。

出雲市に到着すると

屋台や市場で盛り上がっていました。大きめのタマネギが一個50円。

決められた袋につめ放題でした。

利用者さんも

「凄い人だ|こんなの初めてだ!」

と驚いていました。

楽しく市場を拝借したあと、一畑電鉄のホームへ向かいました。

利用者さんが座れなくと困るので早めに改札へむかいました。

改札口には、出発30分まえにもかかわらず、すでに人がならんでいまし

た。改札をすませ利用者さんの好きな場所をゲットすると、

次から次へ人がなだれこんできました。

何回も利用者さんと目を合わせ二人で点になっていました。

川跡駅をすぎるとようやく混雑から解放されました。

地元のひとにせよ、県外の人にせよ出雲市に沢山の人が来て下さって

うれしいことです。

いつもの席から、壮大な景色を眺める利用者さんはどこか輝いてみえまし

た。

なんかいつもとは違う電車の旅でしたが、同じ時間を楽しく共有でき

よかったです。

今度はどんなことがまっているのだろう、、、


橋本