バッテリー

 先日、うたたねからめがさめて、テレビをつけた。

「こどものころ」という番組だったかな?

 バッテリー作者の『あさのあつこ』さん。

あさのさんは岡山県美作でうまれそだった。

お父さんは厳格な税務署職員。

お母さんは家庭科の先生。

お姉さんは未熟児で生まれ、身体が弱く両親からとても心配して育てられた。

年が離れた待望の男の子誕生。

お姉ちゃん、弟が中心になるあさの家                                「あつこは元気でてがかからなくてよかった。」

 心のなかで「私ここにいるよー。みてー。私も未熟児にうまれてくればよかった」

いい子でいないといけなかった。

自信が無く自己主張することもできなかった 

中学になって本にめざめ、いつか作家になりたいとおもうようになった。

 でも進路を決める時、先生から

「あさのさんは、お母さんも先生だから先生になるといいわね」

「作家になりたい」ということもできなかった。

結局、大学進学、先生、結婚、子育て。

 30代になって『人生これではいけない。やり直そう』と作家になった。

弱かった自分にかえて『巧』自信いっぱいの野球少年に思いをたくした。

 

 なんか少し自分に重なる部分があって興味をもった。

私の姉は心臓がわるくやはり両親に心配されながらそだってきた。

それにくらべて元気。元気の『順ちゃん』

 両親からも、まわりの人から

「順ちゃんは子供がすきだから保母さんになるといいね』

「そうかなあ」と短大にいき保母さんになった。

いまさら『人生やり直し』というわけにはいかない。

 『巧』の生き方。あさのさんの思いを知りたい。

早速ブックオフで『バッテリー』6巻をかってきた。

まだ、さわりの部分だがたのしみだ。

       もうおそいのか? 仁宮でした。

 ※八雲村 熊野 農道の裏面

 秋のひまわり