Jリーグ観戦

f:id:npokodama:20090321020325j:image

家族旅行で大阪へでかける。

一日目はわたしの趣味につきあってもらい、

Jリーグのガンバ大阪ジュビロ磐田の試合をみる(万博記念競技場)。

はじめて体験するJリーグをできるだけたのしもうと、

試合開始より1時間15分はやくスタジアムにはいる。


試合は4対1でガンバ大阪がかった。

でも、点差ほど内容ははなれていない。

前半の15分をすぎてからは、

どちらかというとジュビロ磐田のほうがボールを支配していた。

ガンバ大阪にしてみたら、

PK2つに川口のミスと、相手から3点プレゼントされたようなものだ。

とはいえ、なんだかんだいっても、

そうやって4対1でかってしまうところがガンバ大阪のうまさなのだろう。

ジュビロ磐田はずっとせめていたのになかなか点にむすびつけられない。

あとすこし、というシーンがいくつもあるのにゴールにきらわれる。

反対に、ガンバ大阪はすくないチャンスをちゃっかり点にむすびつける。

そして結果はサッカーとしては大差の4対1。

ある意味で、いかにもサッカーらしい試合だった、ともいえる。


PKは両方とも遠藤がけった。

コロコロPKを期待したが、

キーパーが日本代表の川口で、

おたがいに手のうちをしりつくしてることもあり、

コロコロとはならなかった。

それでも遠藤はいかにも簡単そうにPKをきめる。


おもいがけない大差の勝利にサポーターは満足そうだ。

Jリーグの試合をはじめてみるわたしにとって、

試合だけでなく、応援風景をふくめたすべてが観賞の対象であり、

おもしろくみることができた。

ゴール裏席のサポーターたちは、

応援歌をうたい旗をふり、ずっとたったまま応援している。

ガンバ大阪のユニホームをきた子どもたちが

ハーフタイムのあいだに売店へいそぎ

カップ麺をかかえて自分の席にもどる(とてもさむい日だった)。

ちいさな子をつれた家族づれのお客さんもおおい。

サッカーが生活に根づいている雰囲気をかんじる。

島根にいても、こうやって自分のチームを応援したいとおもった。

ガイナーレ鳥取のホームが米子のままならよかったのに。

さむさにふるえながら、

はじめてのJリーグ観戦に、満足してグランドをはなれた。

(吉田 淳)