聴きなおす

こんばんは。川上です。

吉田さんのコメントをみて、それを吉田さんと話して、久しぶりにRCを聴きたくなり、CD棚から引っ張り出して聴いてみました。

やっぱり吉田さんのコメントの曲は「たとえば~」のほうではなく

「わかってもらえるさ」でした。大好きな曲だったのでよく覚えています。


「この歌の良さがいつかきっと君にも  わかってもらえるさ」


たぶん、まわりのだれもこの曲しらないだろう。僕だけが知っている名曲。

不思議なこの感覚。


私がRCをはじめて聴いたのは、中学~高校に入るか入らないかの頃だと思います。90年頃の話です。

そんな多感な時期?に、自分がうまれた頃にうまれた曲を、ひとりでこもるように聴いていました。

まわりには、いわゆる量産された、使い捨てられるような曲が流れはじめていた中で、彼らの放つメッセージは自分の心に突き刺さりました。


「気の合う友達ってたくさんいるのさ 今は気づかないだけ」


それでも「いい曲なので、友達にでも教えてあげよっか」などという気にもなりませんでした。なんだか、自分だけの曲でなくなる気がしていたのかもしれません。

それくらい、当時の自分にとって必要だったのかもしれません。

曲の通りで、分かるやつは分かる。分かり合えるやつはすれちがっただけでわかると思い込んでいたかもしれません。

この曲を同じように感じている人に出会ったら、その時はどんなに気持ちがいいことかと思うこともありました。

もしくは、万人受けしないあの化粧の清志郎の姿が、すこし恥ずかしかったのかもしれません(笑)


「いつか そんな日になる  ぼくら何もまちがってない もうすぐなんだ」


今になって、この歌詞が私を助けてくれるような気がしてきました。

聴きなおしてよかった。それにしてもこの曲ギターがかっこいい。