「ガール」を読んで・・・
奥田英朗の「ガール」を読む
働く女子の気持ちを見事に表現していて
著者は本当は女性ではないだろうか?と疑いました
すべての女性に「これってわたしのこと?」と言わしめた爽快ベストセラーと書いてありました
例外なく私も「これってわたしのこと?」と思ったのでした
特に気になったのが34歳の独身女性がマンション購入を真剣に考える「マンション」
(5つの短編集なのでそれぞれに30代の女性が主人公として登場する)
「結婚を意識してここ数年は大きな変化をさけてきた
チャレンジもさっぼた
もったいなかったなーと思う」と主人公のゆかりは言っている
私も今そう思う
主人公のゆかりとはすこし違うけれど私は結婚の為にやりたかったことを
あきらめた
今ではとても後悔している
私が結婚したのは25歳
その頃の私は「幸せはここにしかない!」と思った
だからやりたいことも簡単に諦めたし
これで安定した生活が手に入ると思った
でも実際は結婚生活は4年で破たんしたし
人生なにが起こるかわからない
「結局自分から年齢に縛られて、もう遅いとか、少し様子みようとかして何もしない
結局これが一番馬鹿らしいと思う」
同感!
あきらめかけた夢をこの本に出会って思い出した
もう一度チャレンジしてみようと思った
原田