思いでのコンサート

かわいい手、かわいい足、

小さな小さな我が子よ

どんどん大きく育ってね

そして、いつかおかあさんを追い越してね


 もう何年も前のこと、隠岐の作業所の5周年記念の時に

作業所の利用者と保護者、歌うボランティア100人で

『ゆめふくらまそうコンサート』というのを開いた。

そのはじめに歌う曲の詩である。

その当時、作業所がこうしたコンサートを開いて、地域の方に理解を求めるやり方が大流行だった。

 小さな隠岐の中で少し不安もあったが、いろいろな方に協力してもらって無事に開催する事が出来た。

そのときの歌を作ったのだが、作詞を担当して作曲は高校の同級生だった友達に頼んだ。

一番はじめに歌う曲は、子供が産まれた時の事を詩にした。

ちょうど、我が家も3ヶ月前に長女が生まれたばかりだったので余計に力が入った。

 コンサートまでの間、歌の練習をしたり、雛壇を作ったりと沢山のボランティアのかたが手伝ってくれた。

もうあんなエネルギーはでてこないだろーな・・。

 あれから20年、こだまでも何かイベントをする時期なのかも・・・。

                              

             楽しいイベントをしたい山田