継  続 (2)

ある本を読んで隠岐障がい者施設の成り立ちやその行い、地域とのふれあいなど知る機会がありました。

昨日、菅施設長が書いておられた演劇発表会のこともたくさん書かれていました。

普段の作業でも大変だと思うのに毎年その時期になると演劇の練習。

また地域の学校の先生や役所の方や地域の方、皆さんボランティアで参加されてたくさんの方々を巻き込んで「また来年も」と言う声や「感動しました」等の感想もたくさん載っていました。中でも確か、島内の中学2年生の感想文はとても素晴らしく、詳しく内容は覚えていないのですが当時の自分がこんな内容書けるだろうか、というものでした。

練習、小道具の準備、時間等大変なことがたくさんあるのに感想をみると発表会をしたことで色々なことを感じた方がおられました。

「みんなの発表会」1、2回目と立ち上げから数年間のことや普段の作業のことがたくさん書いてあり、職員さんの思いや保護者さんのそれまでの事、本人の「仲間と作業ができて楽しい」という思いも書かれていました。


一ヶ月間でもらうことができる給料よりも交通費の方が高い、それでも仲間と作業がしたい


う〜ん、考えさせられました。絶句です。

「今よりもっと身を粉にして働かなきゃいけない!」、、、というより「楽しんで働かなきゃ(いけない)」という気がしました。


こだまが「楽しいから行きたい場所」であることが利用者さんにとっても職員にとっても大事だと私は思います。