渡部村へようこそ

僕、老後についてちょっとしたアイデアがあるんです。それは渡部村の設立。この村は僕の考えに賛同してくれる人たちが家族になり、老後を安心してのりきるための場所なんです。


みんな歳をとれば心身にガタがくるでしょう。たまに例外がいるけど、ほとんどの人間は年齢に比例して弱くなちゃう。でも、「老人ホームには入りたくない。」「嫁に介護はたのみたくない。」「金もないから高級介護施設にも入れない。」という悩み多き老人達が手を取り合って老後生活を乗り切ろうというすばらしい構想なんです。

・ お金がある老人は金を無償でだす。・元気な老人は介護及び仕事をする。・元気がなく、金もない老人はただただ感謝する。

自分が無理なくできることを無償の心で提供し、お互いを支えあおうという考えであり、この考えに賛同し実践できうる老人のみがこの渡部村に参加できるというしくみなんです。だから誰でもいいというものでもない。金を出したからえばっているようなセコイ爺さんや婆さんは即村から退場。村人をイジメするようなクソ爺さんや婆さんも即姨捨山に直行です。だって恩着せがましい爺ちゃんや婆ちゃんて本当腹立つでしょう。


使命感(目標)がなくなった途端に人間は駄目になるのではないかと何かで読んだことがあるけど、この村にいれば全員が自分の役割を見つけられ、いつまでも生き生きと生きていられる。介護される老人はもちろん、介護する老人も自分の役割ができて元気になる。お互いがお互いを感謝しあい、みんなが幸せな気分になる。最高です。この構想は・・・。


僕、3人の子どもにも言っているんです。「お父ちゃんやお母ちゃんの老後は心配するな。絶対、自分たちで何とかするから。ただし、お前たちはお前たちで生きろ。親をあてにするなよ。その為に今投資しているんだからな。死ぬ気で努力して強い人間になれ。」と。なんなんでしょう。この親は?と思われるかもしれませんが、老人になったからといって子どもにお金や介護の心配はさせたくないですからね。実際、助けてもらいたくないし。

また、老人施設や病院の世話にも絶対なりたくない。だって何周りも歳が違う若造にペコペコおじぎしてまで世話になりたくないもん。今でさえ、ろくな職員がいないのに、平和ボケした日本で教育された子どもが介護士や看護士になるような時代の施設なんて地獄のようなものだもん。


渡部村といってもね。同じ家に住むわけではないんです。だってそれを実現させようとすると人数に限りができるし、ニーズが狭まるでしょ。拠点を一つ作り、そこで気が向いたときに集まり、お鍋で盛り上がる。(別にお鍋でなくてもいいけど・・。)共同の畑を持ち、みんなで収穫しいただく。収穫祭なんかおもしろいかもね。また、ちょっとした今浴場をつくり、みんなで入る。

寝たきりのメンバーの介護は、元気メンバーが交代で介護しに行く。もちろん、無償で。一人が不安な人は、そのうちの何人かと共同生活をすればいい。とにかく何でもありの村で、個々のニーズにあわせて生活をするんです。


そろそろメンバーを集めようかなあと考えている渡部です。一人づつ声をかけていきますので楽しみに待っていてください。では、また。


追伸:前回コメントをくださったMSさん、返事ができなくてすいませんでした。何度もコメントしたのですが送信できなくて・・・。

   ちょっと辛口なところもありましたけど、やったぱりコメントがあるほうがうれしいです。もっともっとコメントくださいね。

   それと編集長へ。僕、本を読んでいること自慢したかったのは事実です。でもそこが僕のいいところ。知ったかぶり大好きです。何か、気持ちが高揚するんですよね。

   偉い人間になった気がして。でも本当に本は読んでいるので、もうイエローは出さないでね。傷つきたくない年頃だから・・・。