2月といえば本当に寒いはず! しかしここ近年温暖化の影響なのか暖かい日が続く。
小学生のころ2月の朝は、毎日のように新雪が積もり、県道から少し奥まった我が家は家から200メートルの雪かきが必要だった。
小学校も高学年になると兄たちが都会に出てしまったので、自分で朝早く起きて雪かきをしてから学校にいっていた。
ところが、我が家よりさらに奥にも集落があり毎朝大人の人が俵にひもを掛けて2~3人で引いて道をつけ、
その後を子供たちが登校するという今では考えられないような光景があった。
その当時、集落の人たちが交代で雪かきをするのはあたりまえのことだった。
今なら、除雪車を早く出せ、とか役所の責任を問うところだが
昔の人たちは偉かったなー・・・とつくづく思う。
寒いなか子供たちのために雪かきをしていた親たちの世代を、とうに過ぎているが
あの当時の親たちの子供を思う行動には、とても足元にも及ばない。
時代時代で人の体験や経験は違うし社会環境も違っている。
これまでよく立場が人を作っていく、その場面になったら出来るようになるなどと
職場の同僚や後輩に話してきているが、
自分の立場に気づかず毎日同じように活動していては変わって行かないのでは・・・。
こだまも5年目が終わろうとしている。
これまでのこだまの活動を検証し、次の動きにとつなげる作業が必要になってきている。
昔を懐かしむ山田