たけしの言葉2
もう2週間前くらいでしょうか、カンヌ映画祭関連で、北野武監督がニュース番組に出演してた話題です。
彼は、自分の映画の宣伝、評判についてこんなことをいっていました。もう記憶が抜け落ちてるので適当な部分もありですが。あくまでこんなことをいっていましたということで。
自分はなるべくこの映画の見どころ、どんな映画なのか、訴えたいテーマはいわない。すればするほど見る人が限定されてしまうと。
そのことについて例え話をしました。グルメ番組で美味しいラーメンをリポーターが、
「うまい」といえば大体のラーメン好きはたべたくなるが、
「この濃厚なスープが」と付け足せば、薄味の人は食べたくなくなる。さらに、
「この細麺がスープとからまって」といえば太麺好きは食べなくても・・と思ってしまう。
そうこうしてるうちに、最初は食べたいと思った人がどれだけ減ってしまうか、それも本当はその人が感動できる味かもしれない人まで、結局他人の評価によって食べないことになってしまう、と。
そういえば、こんなことよくあるなと関心しました。ある程度の評判というものは大切かもしれません。けどそれだけですべてにしてしまってはいけないなと気づかされたような気がします。大切なのは自分で確かめること、自分の感想を持つことなのだと感じました。
少しだけですが、こだまで仕事をしていくヒントをもらった気になりました。
以上、ラーメン好きな川上でした。