思い出の味

こんばんは。川上です。

誰にでも「思い出の味」ってあると思います。

ここ最近、ずっともう一度食べたいと願ってやまないのがこれ。

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写真は以前、大学時代の友人がいやみもかねてメールで送ってくれました。

しかもひとさじ喰らった感じがある・・・。いつもこれをみるとたまらなくなる。


見ての通りのチャーハンです。大学時代にとってもお世話になったラーメン屋のチャーハン。週1~2回は必ず食べにいってました。

記憶が正しければおそらく「小チャーハン」。「小」とつくのにまったく「小」ではないボリュームに学生時代は助けられました。たしか420円くらい。

後ろに見えるのが頼むとついてくるスープ。

このスープ、何が入っているのかさっぱりわからないし、ちょっとくせのある味だけどとにかくやみつきになる。いつも2杯飲みたいと思っていました。


せまい店には、同じような腹をすかせた学生が次から次へとくるので、お店のおじさんはいつも忙しそうに中華鍋をふっていました。おばちゃんはたんたんとしながらも接客とおじさんの助手で忙しそう。でも「はよくっていんで」的な表情はまったく見せない。

食べ終えて、お金を払い店を出ようとすると必ず、

「お待たせしました~」といってくれた。「なんで今頃?」と思ったりするのだが、その言葉にお店独特の雰囲気や気遣いがあらわれていて、そのやり取りが好きだった。

もう10年そのチャーハンを食べていない。でもまだあの味は忘れていない。


お盆休みに10年ぶりに食べにいこうと計画しています。

いったら「お盆休みです」ってことにならないように、写真を送ってくれた友人にお店のお盆休みを調べてもらっています。

お盆は、阿波踊りでとてもにぎやかになる徳島。そんなものには興味はございません。私の目的はチャーハンのみです。