焼肉万歳

先月、こだまの仲間たちと松江市内にある

焼肉バイキングのお店へ行きました。

正直、味の方は期待していなかったのですが食べてみてビックリです。

お肉がおいしくておいしくて気持ちが高揚してしまうほどでした。

焼肉だけでなく、サラダ、揚げ物、麺類、ご飯類、スイーツと

メニューが豊富のうえ、味の方も上々とあって、大満足でした。

そこで、家族を誘い、再び、行ってまいりました。

噂の焼肉バイキングのお店へ。


渡部家の大黒柱は、体調が優れずにリタイヤということで

子ども3人を連れていざ出陣です。

子どもは僕から聞いた興奮度満点の情報を聞いていたため

期待度がぐんぐん上昇中だったようです。

お店に着くと、なんと行列が・・・。

最終列に無事に参戦するものの

前方でお客同士で口論をしているではありませんか?

(楽しく行こうよ。楽しく。)

と心の中でついついつぶやきシローになっていました。


待つ事1時間。やっとの事で僕たちは店中へ案内されました。

高揚感を押さえつつも

「炭水化物今日は一切食べません!」宣言を

ついつい子どもたちの前でしてしまいました。

尊敬の眼差しを一新に受ける渡部お父さんです。


しかし、結果というと。

焼肉にあわせてサラダを食していたのですが

やはり何かが物足りなく感じていたのでしょう。

(たけしよ!炭水化物だ。炭水化物が足りないんだ。)

という悪魔の囁きにあっさりと従うのでありました。

炭水化物の2代巨匠であるラーメンとチャーハンという

禁断の果実に手をつけてしまったのです。

あ~あ、なんという罪深き行為を。


マズローの階段をいとも簡単に踏み外し

残念ながら初階の欲求へと転げ落ちてしまいました。


その罰が以外にも早くやってきたようです。

僕のお腹が「ぎゅるぎゅるぎゅるる~~~」と

鳴り始めると同時に、脂汗が額から流れてきました。

「巴菜、詩子、お父ちゃん、お腹が痛くなったようだけん。

ちょっとトイレにいってくるからな。マッチョってね。」

「うん、いいよ。女子たちは、アイスクリームタイムを楽しんどくから」と・・・・。


トイレから生還すると

今度は我が息子が額に脂汗をかいて苦悶の表情を浮かべているではありませんか?

「哲、どうした?顔色が悪いぞ。」

すると長女の巴菜が

「哲平、最後の最後でカレーライスを食べてしまって

 気持ち悪くなったて。単なる食べ過ぎだよ。欲張るから罰があたったんだよ。」

続けて6歳の詩子までもが

「うん、そうそう。罰だよ。罰だよ。父ちゃんもね。」

と調子をこいてコメントしているでありませんか?

しかし、実際はその通りでございます。

全く反論の余地はございませんでした。


帰りの車中は男性チームと女性チームの

明暗がくっきりとわかれました。


前部座席で腹を押さえ無言の父と息子の腹痛コンビ。

そして後部座席では会話に花が咲く姉と妹の満腹コンビ。


父子はやはり似るものです。ついつい笑ってしまいました。

                    

                       渡 部