続 交換ノート報告

渡部家の交換ノートの【その後】について報告します。


以前のブログで報告してからも、しばらくは子どもたちとの交換ノートは続いていました。

しかし、それもつかの間。

長女とは何とか3週間続いたのですが、長男に至ってはわずか3日で終了となってしまいました。

あきらめきれない親父は、1ヶ月間、一方通行のノートを書き続けていたのです。

なんという涙ぐましい努力なのでしょうか。

しかし、願いは子どもたちには届かず、親父も1ヶ月後に精魂尽きてしまいました。


そんなみじめな姿に同情したのでしょうか?

唯一、やさしい言葉を投げかけてくれた天使がいたのでした。

その天使の正体は、次女の詩子。そう、3歳のおちびちゃんなのです。

「お父ちゃん、詩子が書いてあげ~か~。」と満面の笑みで言葉をかけてくれました。

「おう、うたこ~。うたこ~。なんておりこうさんなんだ~。ありがとな~。」

と愛おしい娘を抱き締めるバカ親父なのでした。

早速、100円ショップで購入した交換ノートにジジを書き始める詩子。

幸せな想いを胸に抱いて、親父はちょっと入浴へ。

30分程してから部屋に戻ると・・・。

ななななな、なんと、交換ノートがハサミでギザギザハートの子守唄状態になっているではありませんか!

「コラー、うたこ―!!!!」とつい大きな声で怒ってしまったのです。

「お父ちゃんなんか、大嫌い!フンだ!」と僕の交換ノートを放り投げてから

遠くへと消えてしまったのです。

撃沈する親父。

その光景を冷やかに見ていた長女巴菜とは対照的に

「お父ちゃん、ごめんなさい。僕が書いてなかったから。」

と優しい言葉を投げかけてくれた長男。

三者三様、いろいろです。


その後は、4ヶ月くらい、交換ノートは本棚に眠っていたのですが

なぜだか1週間前に突然、長男の哲平から

「お父ちゃん、交換ノート、またやろうよ。」

とたいへんうれしい復活宣言が発令されました。

それを横で聞いていた巴菜も参加を表明。

【今度こそは!】の思いが、ふつふつと心の奥底から湧きあがるのでした。

その宣言から今日で1週間。

一日も途切れることなく、交換ノートは続いています。

以前と比べて二人とも、内容がオモロ~になってきました。

一日の最後を締めくくる最高の楽しみとなってきています。


「子どもたちよ、今度こそ、交換ノートを習慣化させような。もう、親父を悲しませないでくれ。」


以上、渡部家交換ノートの続編報告でした。         渡部