これがしたい、あれがしたい
人間は欲のかたまり、中臣鎌足、この胸の高まり。
夢は掴めませんが岩魚は掴める、孤高の侍、永井です。
先日のこだま珈琲班でのこと。
春からギフトやその他の納品で作業ばかりだったのでその日は外食に出かけようと前々から企画をしていました。
“事前の準備“ほど時間を支配するための方法はない!
と日頃から心にとめている私ですが、
竹中直人、高田純次、植木等あたりを参考に、その日は無計画で行ってみよう!
ということでお金だけ持参していただき
その日の、その時の、気分、直感
を大切に某大型ショッピングモールへ。
職員も含め、みなさん男ばかりでした笑
男6人、昼食を探して店内を歩きます。みんな“ガッツリ“の四文字が顔に書いてあるかのように食べたいものを探します笑
飲食店の入り口にあるウインドウの中に食品サンプルが見えます。
みなさんそれぞれ、目線が違います。
あの人はスパゲッティかな。
彼は唐揚げ定食一択だな、これは笑。
やっぱりさっきのお店のカレーがいいらしい、、。
みなさん食べたいもの、したいこと、すでに顔に浮かんでいるようです。
そのあとはご想像通り、メニュー表を見て悩むことなく、各々が好きなものを召し上がられました。
特にこの春に学校を卒業され、こだまに通っている彼はいつもの活動では見られないような満足そうな顔!
とても嬉しかった。
無計画万歳!!(この日だけね)
どうしても日々の支援の中では、おそらくこれが好きかな、と支援者が勝手に想像し準備してしまうことが多いかもしれません。
日頃から選択肢をみなさんにきちんと提供できていないことは準備不足や職員の経験不足が否めないかもしれません。あとはコロナ禍もあって実物や実体験に触れる機会が誰にとっても少なかった日々だったと思います。
特に大学生や高校生、中学生、色々なことを吸収し、その先の自分の道を決める大事な時期に体験や経験、見物する物に乏しいことは本当に残念なことです。
生まれる時代や世代、場所は選ぶことはできないですが、その“差“を埋めようとみんなで補い合ったり、誰かの経験や体験を同じように行なってみたり。
そういういい意味での“平均化“していく努力、というか、誰にでも体験してほしいな、リアクションが見てみたい、どうか楽しい体験を一緒に体験したい、させてほしい。
そんな気持ちを持って外へ外へ、活動の場を広げていきたいです。
まだまだ色々な壁、物理的な壁もありますが超えていきたいですね。
そして、私の夢の一つ、前回のブログでも書きました。
初のリーダーバンドでのジャズライブ。
なんとか無事終了しました。
ちょっと集客の努力が足りなかったなと反省。
でも、楽しかった、の一言に尽きます。
二週間前にもありがたいことに本番のお話をいただき、短い時間でしたが演奏しました。
最後は子供も、大人も楽器を鳴らして、大合唱もできてよかったです。
次回はずいぶん先になりますが、間髪入れずに精力的にやっていくことよりもやめないこと、そんな感じで今は続けていけたらと思います。
夜な夜な1人で楽譜を書いたり、曲順や構成を細かく決めたりと準備の時間が長かったです。
孤独な時間でしたが、お客さんが楽しむ、お店の集客になれば、メンバーが楽しむことができれば、
そんな他者への意識が孤独に打ち勝つ思考だったように思います。
逆に自己が薄くなっていくような感覚ですかね。
明日は山田さんです。