ナルホイヤ

もう少しで12月になりますがかろうじてまだ外に出やすい天気が続いていますね。
気持ちのいい日々が続くと急にくる山陰の冬がとても心配です。

「今年は雪、降りますかねー?」「どうですかねー?」「カメムシが多いですよねー。」

毎年こんな会話をしている気がします。笑
そんな時、魔法の言葉

「ナルホイヤ!!」

と言って会話を遮断してみてください。笑

先日のラジオ番組でイヌイットというカナダ北部の狩猟民族の生活を実際に体験されている角幡唯介さんの対談を聞く機会がありました。

日本だけなのか、他の先進国はどうなのかわかりませんが

明日はどうなりますかね。
この先どんな未来が待っているんだろう。
将来はどうなるんだろう。

とか色々と先々を予測しがちな社会です。

イヌイットの人々は獲物が目の前に現れるのか、どうなのか。
そんなことは「わからない」「気にしてもしょうがない」
そんな表現で「ナルホイヤ」という言葉を使うそうです。

「ナルホイヤ」という言葉の響きがなんだか面白くて、現地のベテランハンターはみんなこの言葉を使うそうです。
天気がどうなるか、獲物を捉えられるかどうか、あしたの食料が確保できるかどうか

何に対しても「ナルホイヤ」
あまり何でもかんでも現地の方に色々聞くと、「わからないことを受け入れろよ!ナルホイヤ!!」と半ギレになるそうです。

日本だと世間話を一瞬で遮断してしまいます。皆さんも適度に使ってみてください。

 

永井

 

 

明日は山田さんです。