おやじヘルパーがんばる

ひと月ほど前から

車椅子を使っている方の

朝夕の移乗の仕事に入らせてもらっている

奥さんの入院を機に

ヘルパーの助けを借りたいということだった

しかし、思い立ってから

実際に利用できるようになるまでに

一月もかかってしまう

認定調査というハードルがある

 

やっと使えるようになって

初めは遠慮しながらの依頼が入る

次第に打ち解けて

 

具体的な内容を伝えてこられるようになり

これはできますか?と聞いてこられるようになった

 

移乗が終わった後に、家事的な仕事もやるようになった

以前にも洗濯やお風呂掃除といった

家事の仕事をしたことがあったが

やってみると意外にハマる

こんなに出来るなら家族にもしてあげないと

と思うようになった

それ以来、お風呂を洗って入れるのは

自分の仕事にしている

 

困難を抱えながらヘルパーを利用せずに

生活している方はたくさんいるのだろう

 

これまで、たいへんなおもいで

生活してきただろうなと思うと

気軽相談にのってあげられる

ヘルパーでありたいといつも思う

 

          山田