ふりだしに戻る

色々なメディアで取り上げられているように東北大震災から10年が経ちました。

時の流れには逆らえないと言いますか、やっぱりどういう形であれ風化はしてくものですね。

 

先日朝のラジオを聴いていると、当時からたくさん耳にすることが多くなった「寄り添う」や「復興」という言葉の意味を現地の方と私たちの間で少々違いがあるという話題が取り上げられていました。

復興を意味する、何か素敵な建物ができれば復興かというと決してそういうことでもない、前を向いて頑張るだけではなく亡くなった方のことを思いながら悲しみ続けるようなことがあってもいい。

 

震災から生まれた言葉の意味の乖離について現地の記者の方があつく語っておられました。

「戦後」という言葉があるように「震後」という言葉も使われ始めるようになったと言います。震後10年、時が経つにつれてその時に戻ることを忘れないようにしないといけませんね。

 

震災やコロナウイルスの体験談でよく言われるのがなんでもない日常が大切ということです。

自分も仕事のこと、家庭のこと、自分のこと、なんだか当たり前になっているような気がします。

人生の節目、初心、色々なことを考えて自分で決めたはずですが、できているかな?

私はそんな時、3年前くらいに感じたことを殴り書きしていたメモ帳を見返すようにしています。

後はその時訪れた場所とか使っていた物、服でもいいと思います。

 

何か大切なことを始める時、節目に場所や紙、ものでもなんでもマーキングしておくといいような気がします。初心を思い出すいいきっかけになるかもしれません。

 

 

明日は山田さんです。